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シチズンマシナリー、軽井沢本社に新工場建設

2021年12月15日

 シチズンマシナリーは14日、軽井沢本社の敷地内に精密加工工場を建設し、工作機械向け基幹部品の生産能力を増強すると発表した。

 同社はこれまでに中期経営計画で掲げている「強固な事業基盤の確立」を目指し、中国新工場の建設やタイ工場の増床などによる生産能力の増強を進めてきた。

 各生産拠点では段階的に生産能力を高めており、2023年には全生産拠点での本体生産能力が現状から4割増となる見込み。

 増強した本体生産能力に合わせ、スピンドルなどの基幹部品を確保する必要があるため、本社工場の隣接地に精密加工工場を新設。基幹部品の生産能力を6割増強し安定的な供給体制を実現する。

 新設する精密加工工場は、ロボットやAGV(無人搬送車)などを活用し自動化・省力化を図るほか、環境のみならず社会へ貢献するサステナブルファクトリーを目指す。

■ 新工場概要

所在地:長野県北佐久郡御代田町御代田4107-6(本社敷地内東側)
建物面積:4,100㎡
着工予定:2022年4月
竣工予定:2023年3月

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