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上組、大阪市の南港R倉庫建替え

2021年12月17日

 上組は14日、南港地区(大阪市)にある「南港R倉庫」を建替えると発表した。

 同社は大阪府内3地区(南港、泉大津、りんくう)に定温倉庫を保有しているが、近年、南港地区では食品・穀物等の取扱いが増加しており、今後も需要拡大が見込まれている。

 今回、同貨物の需要拡大に対応し、顧客への安定的なサービス提供を行うため、同倉庫建替えを行う。稼働開始は2024年2月を予定している。

 「南港R倉庫」は大阪港の中核に位置し、主要コンテナターミナルや阪神高速道路湾岸線のインターチェンジに近接するなど、利便性が高い立地であり、また、今回の建替えに伴う倉庫能力の増加によって、現在3地区に分散保管する貨物オペレーションの合理化を図り、顧客ニーズに即したより質の高いサービス提供を実現する。

 また、建替後の倉庫屋上一面に太陽光パネルを敷設予定であり、施設内の使用電力の一部を賄う環境に配慮した施設とする予定。

■ 新倉庫概要

名称:南港R倉庫(仮称)
所在地:大阪府大阪市住之江区南港北2丁目12番地
敷地面積:12,000㎡
延床面積:25,618.83㎡
構造:鉄筋コンクリート造5階建
主要装備:定温空調設備(5℃~15℃ / 16,446 ㎡)、LED照明、屋上太陽光自家発電パネル、垂直搬送機3基、貨物用エレベーター1基
着工予定:2022年1月
竣工予定:2024年2月

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