萩原工業は20日、岡山県笠岡市に新工場を建設すると発表した。

　同社の主力製品であるシート製品の生産は、工程別に3拠点に分かれて行っている。

　今回、新工場にコーティングや裁断・溶着等の加工工程を集約することにより、2拠点体制に移行する計画。

　新工場建設により、生産効率化や生産能力増強が可能になることに加え、加工工程の強化を通じて、多様なニーズに対応した高付加価値な製品づくりが可能になり、シート製品の収益性向上を見込む。

　また、省エネ機器の導入によりCO2排出量の低減を図るとともに、作業環境の改善を通じて、働きやすい職場づくりを進めていく。