かわでん、山形県南陽市の新塗装工場が竣工
2021年12月27日
かわでんは20日、山形県南陽市に建設を進めていた新工場が竣工したと発表した。
投資額は建物・設備に25億円。延床面積は約4,700㎡の鉄骨造2階建て。
新工場は、従来不可能であった大型製品(配電盤)のカチオン電着塗装が可能になる。また、錆の発生を無くす為の塗装下地作り(前処理)を、シャワー式とディップ(浸漬)方式を併用し、より強化した。
さらに、電着塗装、粉体塗装、溶剤塗装の3コート仕様を可能とし、防錆力、対候性を高めた。加えて、塗装可能な製品寸法、生産能力は業界トップクラスとなっている。
■ 新工場概要
所在地:山形県南陽市小岩沢28-1
投資額:約25億円(建物・設備)
敷地面積:7,090㎡(2,144坪)
延床面積:4,731㎡(1,431坪)
構造:鉄骨造2階建て
塗装仕様:前処理、電着塗装、粉体塗装、溶剤塗装の3コート仕様
最大ワーク:寸法2,500H×1,800W×2,900L(mm)
生産能力:77ハンガー/日
:配電盤のみ塗装した場合:13~19面/日
:制御盤・分電盤のみ塗装した場合:77面/日
:通常は配電盤11面、制御盤・分電盤10面を予定
着工:2020年7月