富士レビオ、宇部工場を増設
2022年1月13日
臨床検査薬、検査用機器等の製造を行う富士レビオ(東京都新宿区)は、宇部工場敷地内に新工場を建設する。1月18日、山口県庁で工場増設協定調印式が行われる予定。
今回、宇部工場で化学発光酵素免疫測定システム(「ルミパルス」シリーズ)共通試薬の製造、CDMO事業に係る臨床検査薬原材料の製造拡大のため、工場を増設する。投資額は約21億円。同製造拡大に約10名程度の従事を予定する。
同社は、国内初の新型コロナウイルス感染症の迅速抗原検査キットの開発など、臨床検査試薬業界のリーディングカンパニー。宇部工場では、感染症迅速抗原検査キット(「エスプライン」シリーズ)の製造を主体とした、製品製造・研究を行っている。従業員数は338名(2021年3月末現在)。売上高は342億円(2021年3月期) 。
■ 新工場概要
所在地:山口県宇部市大字善和字牛明203-152(宇部工場)
投資額:約21億円
従業員数:同製造拡大に約10名程度従事予定
事業内容:化学発光酵素免疫測定システム(「ルミパルス」シリーズ)共通試薬の製造、臨床検査薬原材料の製造