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SCREENホールディングス、彦根事業所に100億円投資

2022年1月31日

 SCREENホールディングスは28日、彦根事業所内に新工場「S3-4」建設を中心とした設備投資を行うと発表した。

 近年、5G対応スマートフォンの普及や、DXの進展に伴うデータセンター需要の拡大に加え、EV、自動運転などの車載関連、産業機器を中心としたIoTインフラの急速な普及により、半導体デバイスの需要が世界規模で増加しており、大手デバイスメーカーでは高水準の設備投資が続くと予想されている。

 今回の設備投資の中核となるS3-4は、枚葉式洗浄装置「SUシリーズ」の主力工場であるS3-3に連結される予定で、S3-3で生産された装置やユニットの出荷前洗浄工程を強化することで、生産開始から出荷まで効率の良い生産フローを実現する。

 総工費は100億円規模となり、新工場建設のほか、生産能力増強に伴う廃液処理や人員増加のための施設拡充、既存設備の改修、厚生施設の建設なども行う。半導体製造装置事業としては、2019年1月に竣工したS3-3以来の工場建設となる。

■ 新工場概要

名称:S3-4(エス・キューブ フォー)[S3はSafety、Smart、Speedの頭文字]
所在地:滋賀県彦根市高宮町480-1(彦根事業所)
総投資額:約100億円
建築面積:約5,285㎡
延床面積:約9,625㎡
構造:鉄骨造 地上2階建
事業内容:主力製品である枚葉式洗浄装置の生産など
操業開始予定:2023年1月

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