シキノハイテック、九州事業所を拡張
2022年2月3日
半導体関連事業を展開するシキノハイテックは1日、北九州学術研究都市(福岡県北九州市若松区)技術開発交流センター内にある九州事業所を拡張したと発表した。
今回、半導体後工程を担う顧客が多く集まる九州地区で、同社電子システム事業本部商材(半導体検査装置、検査機器/ボード等)の受注増加に伴い、顧客から要望される業務範囲の拡大や機能強化に対応する。
1Fの開発・作業エリアをそのままに、2Fにも保有していた同エリアを拡張。これにより開発・作業エリアはこれまでの 1.8倍を超える広さとなるため、従来本社工場でのみ実施していた装置の組み立てや立ち上げが顧客に近い本拠地での実施が可能となり、また人員強化による開発機能、解析機能の充実を図ることで顧客サービスの向上が可能となる。
前年同期比4倍を超える受注状況である熊本地区の顧客をはじめ、受注が堅調な福岡地区、大分地区の顧客と、新規開拓強化中の九州地区全域での営業活動強化を図る。
■ 設備投資概要
所在地:福岡県北九州市若松区ひびきの北8-1(技術開発交流センター)
開発・作業エリア:従来の1.8倍
稼働開始:2022年1月末