ケミック、和歌山・紀北橋本エコヒルズに新工場
2022年2月4日
金属加工油剤・洗浄剤等の製造を行うケミック(大阪府和泉市)は、橋本市の紀北橋本エコヒルズ「紀ノ光台用地」に新工場を建設する。1月31日、和歌山県庁にて協定調印式が行われた。
新工場の建設により、新商品の開発や既存主力製品の生産能力を拡大する。併せて本社の移転も計画している。
同社は、顧客ニーズに合ったカスタマイズ商品の開発から提供まで一貫して対応できる体制を構築するとともに業界に先駆けてダイオキシンの発生原因となる亜硝酸塩などの規制原料を撤廃するなど安全や環境に配慮した製品を開発している。これらの技術が蓄積した水溶性切削油剤「ケミクール」シリーズは同社の主力製品となっている。
■ 新工場概要
所在地:和歌山県橋本市紀ノ光台3-7-1(紀北橋本エコヒルズ「紀ノ光台用地」)
投資額:8.1億円(建物・設備)
敷地面積:8,004.89㎡
延床面積:2,330㎡
雇用予定:新規地元雇用17名(正社員14名、非正社員3名(3年間))
操業開始予定:2023年4月