エフピコは4日、兵庫県のひょうご小野産業団地に配送センター用地を取得すると発表した。

　同社は、ひょうご小野産業団地内で関西工場と関西ハブセンター（2022年9月完成予定）の建設を進めている。今回の第二期分譲において、関西工場と関西ハブセンターの敷地から約300mの距離にある別区画の土地を取得する。

　新配送センター建設により、近畿エリアにおける同社製商品の中長期的な需要増加に対応し、繁忙期や自然災害発生時でも安定供給を行うための保管能力を確保する。

　また、借庫での運用と比較し、同産業団地内の別区画に建設中の関西ハブセンターと連携することにより、オペレーションコストの合理化が可能となる。

　加えて、消費者の環境意識の高まりを背景に、今後使用済み容器の回収量の増加が見込まれることから、使用済み容器の選別にかかる能力増強を図るため、新選別センターの建設を予定している。

　新選別センターで使用済み容器の選別・減容を行うことにより、福山リサイクル工場への使用済み容器輸送にかかる運送コストの低減を見込む。