工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

日本発条、宮田工場で半導体プロセス部品の生産能力増強

2022年2月9日

 日本発条は8日、宮田工場(長野県上伊那郡)で半導体プロセス部品の生産能力を増強すると発表した。

 今回、半導体製造装置に使用される半導体プロセス部品の需要増に対応するため、2019年4月に新設した宮田工場に35億円を投じて新生産棟を建設する。

 新棟で生産される製品は半導体製造装置に使用されるが、装置の稼働による交換需要もあるため、新規設備向けだけでなく、半導体製造規模に比例して市場が拡大する傾向にある。

 今回の投資に加え、今後も数十億円規模の投資を検討している。これにより同事業の売上高を現在からほぼ倍増の300億円を超えるレベルに引き上げる計画。

■ 新棟概要

所在地:長野県上伊那郡宮田村5352-6(産機生産本部 宮田工場)
投資額:35億円
生産品目:半導体プロセス部品(エッチング装置向け冷却板、成膜装置向けヒーター等)
着工予定:2022年4月
稼働予定:2024年4月

このエントリーをはてなブックマークに追加