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ヤマハ発動機、浜松ロボティクス事業所を増改築

2022年2月14日

 ヤマハ発動機は10日、表面実装機や産業用ロボットを製造する浜松ロボティクス事業所(静岡県浜松市)を増改築すると発表した。

 増改築により、事業所建屋の延床面積は現在の約1.6倍の約82,000㎡となり、生産面積が1.8倍に拡充、表面実装機の生産能力は約2倍に増強される。

 また、開発エリアの拡充と評価・実験室等の環境整備により、さらに着実な製品開発の推進が可能となる。加えて、スマートショールームの設置やカーボンニュートラル対応による次世代事業所の実現を想定しており、新たな環境下で、製造・販売・技術・サービスの体制強化を図る。

 この増改築による拠点強化は、新中期経営計画(2022年~2024年)における成長事業への戦略的投資の一環。同社のロボティクス事業の強みである顧客現場に寄り添う技術・営業・サービスの体制をさらに強化し、伸長する市場で事業規模と領域を拡大し、収益力強化を図る。

■ 増改築概要

所在地:静岡県浜松市北区豊岡町127番地(浜松ロボティクス事業所)
増築面積:29,725㎡(現在/52,317㎡、増築後/82,042㎡)
生産能力:約2倍(表面実装機)
事業内容:表面実装システム・産業用ロボットや半導体製造装置の開発・生産・販売
着工予定:2023年1月
工事完成予定:2024年6月

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