ナブテスコ、浜松市に精密減速機の新工場
2022年2月17日
ナブテスコは16日、2020年に用地取得した浜松市第三都田地区に精密減速機の新工場を建設すると発表した。
同社グループの精密減速機は、全世界で中大型産業用ロボットの関節用途向けに高いシェアを有している。近年、省人化・自動化ニーズの高まりにより、高い需要が続いている。
省人化・自動化ニーズは今後も増加すると予想されることから、浜松市に3拠点目の工場を建設し、安定供給体制の構築を進める。
第1期工事(延床面積46,900㎡)は、2022年秋に着工し、建屋は2023年9月に竣工する予定。建屋竣工後に順次生産設備を整え、2026年時点では精密減速機の定時生産能力を現在の約2倍の年産200万台に拡大する計画。2026年までの投資総額は、約470億円を予定している。
新工場は、最先端の物流システム導入に加え、高効率設備と自働化・デジタル・AIを駆使したスマート生産を実現するとともに、ESG課題に積極的に対応する省エネと最新の創エネ技術活用等によるカーボンフリー工場の実現を目指す。
■ 新工場概要
所在地:静岡県浜松市北区都田町 第三都田工場用地(第1区画及び第11区画)
投資総額:約470億円(2026年まで)
延床面積:46,900㎡
生産能力:年産200万台(現在の約2倍)
着工予定:2022年秋
竣工予定:2023年9月