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シークス、タイに電子部品の新工場建設

2022年2月25日

 電子部品の受託製造を行うシークスは16日、子会社のタイシークスに新工場を建設すると発表した。

 近年のタイでは、電装化の流れにより車載関連機器を中心とした電子基板実装に対する需要が高まっており、グローバル顧客とのビジネスも増加していることから、同工場を改築し生産エリアを拡張する。最大60ラインまで生産ラインの設置が可能となる。

 今回の新棟建築は、現状の建屋の老朽化による改修と生産エリアの効率的な活用が目的であり、今後のグローバル顧客とのビジネス拡大を見据え生産能力を増強する。

 タイシークスは、タイにおける製造工場として、1988年からバンコク近郊のサムットプラカーン県にて操業している。2021年には同国の販売子会社であったシークスバンコクと事業を統合し、販売機能と製造機能を併せ持つことで、タイや近隣のASEANエリアのものづくりのニーズに対応している。

■ 新工場概要

会社名:タイシークス(Thai SIIX Co., Ltd.)
所在地:タイ王国サムットプラカーン県
投資額(概算)約30億円
延床面積:現在:26,653㎡
    :拡張後:44,745㎡(新棟27,663㎡+旧棟17,082㎡)
竣工予定:第1期 2023年2月
    :第2期 2024年6月

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