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キョーリン製薬グループ工場、高岡新工場建設

2022年2月25日

 キョーリン製薬ホールディングスは24日、子会社のキョーリン製薬グループ工場が、高岡市に所有する土地に新工場(高岡工場)を建設すると発表した。

 今回、医薬品の生産数量の拡大に伴い、グループ工場全体として製品供給能力の強化を図るため、新たに高岡工場を建設する。

 高岡工場は、約20億錠の内服固形剤の生産能力を有し、GMP(医薬品等の製造管理および品質管理の基準)の更なるレベルアップを実現できる施設とする。加えて、各種作業の省力化や製造効率の向上を図り、安定供給と低コスト生産を達成する。

 また、主に後発医薬品を製造する井波工場については、施設の拡張や設備の増設が困難であることに加え、全体として老朽化が進んでいることから、生産機能を高岡工場に随時移管する。

 環境面でも、既存の生産拠点よりもCO2排出量を大幅に削減できる設計とするだけでなく、液化天然ガス(LNG)などクリーンなエネルギーや、水力発電等の再生可能エネルギーの積極的な活用により環境負荷軽減を進めていく。

■ 新工場概要

所在地:富山県高岡市ICパーク8番
投資予定額:約100億円
敷地面積:42,457㎡
建築面積:7,262㎡
延床面積:21,091㎡
構造:3階建て
生産品目:内服固形剤
生産能力:約20億錠
着工予定:2022年8月
竣工予定:2023年10月
稼働開始予定:2024年4月

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