工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

パナソニック、和歌山工場で車載用リチウムイオン電池増産

2022年3月1日

 パナソニックは2月28日、グローバルでの事業拡大に向け、新型車載用リチウムイオン電池「4680」の生産設備を和歌山工場に設置すると発表した。

 パナソニックは、急進する電気自動車(EV)の普及に対応するため、車載用リチウムイオン電池のラインナップ拡充に取り組んでいる。現在、国内の複数拠点で高容量の新型車載用リチウムイオン電池「4680」の製品開発を行っている。

 今後、本格的な生産に向けたモノづくり開発を段階的に行う。和歌山工場で建屋改修を行うとともに、原動設備と生産設備2ラインを設置し、2023年度中に生産性の検証と量産を開始する予定。

■ 設備投資概要

会社名:パナソニック(株) エナジー社
※2022年4月よりパナソニック エナジー(株)に変更予定
所在地:和歌山県紀の川市打田612-1(和歌山工場)
生産品目:新型車載用リチウムイオン電池「4680」
設備:原動設備及び生産設備2ラインを設置
量産開始予定:2023年度中

このエントリーをはてなブックマークに追加