メニコン、マレーシアにコンタクトレンズの新工場
2022年3月7日
メニコンは1日、完全子会社のメニコンマレーシアがケダ州クリム工業団地にコンタクトレンズを製造するマレーシア初の工場を建設すると発表した。
世界的な近視人口の増加により、コンタクトレンズ市場、特に1日使い捨てコンタクトレンズが近年成長している。この需要増に対応するため、コンタクトレンズの生産・搬送・出荷を含む全供給工程を統合システムで結び、業界の高性能設備に支えられた高い生産性と品質管理を可能とする。
新工場は、100%子会社のメニコンマレーシア社を通じたもので、敷地面積200,000㎡内に新しい建物と設備を設置する予定。また、工場の延床面積は45,000㎡で、持続可能な開発目標(SDGs)を見据え、再生可能エネルギーを活用するための太陽光パネルや、室温上昇を防ぐための庇など、環境にも配慮した設計とする予定。
2025年の生産開始予定時には、約100名の従業員を雇用する見込みで、価値の高い雇用を創出しながら、質の高い投資のためのグローバルなハブとして、マレーシアをさらに最前線に位置付ける。
■ 新工場概要
会社名:Menicon Malaysia Sdn. Bhd.
所在地:マレーシア・ケダ州クリム工業団地
投資額:6億5千万マレーシアリンギット(約180億円)
敷地面積:200,000㎡
延床面積:45,000㎡
雇用予定:約100名
生産開始予定:2025年