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UNIGEN、岐阜県池田町のバイオ医薬品工場が着工

2022年3月14日

 UMNファーマとIHIは6日、共同出資して設立したUNIGENが、バイオ医薬品商用生産工場の建設に着手したと発表した。

 新工場は、延床面積14,000㎡に21,000Lの培養槽を複数基有する鉄骨造5階建てで、バキュロウイルスと昆虫細胞による組換えタンパク製造技術(BEVS)を用いる工場としては世界最大級となる。

 UNIGENはプロセス開発が可能なパイロットプラントの運営を秋田県内で既に行っており、新工場の完成後は、UMNがアステラス製薬と共同開発中の細胞培養インフルエンザワクチンをはじめ、バイオ医薬品の製造を開発初期から大規模生産まで一括して受託可能になる。

 建設資金は経済産業省の「平成23年度国内立地推進事業費補助金」を活用する他、三井住友銀行が組成した協調融資により調達する。

■ 新工場概要

所在地:岐阜県揖斐郡池田町
延床面積:14,000㎡
構造:鉄骨造5階建て
設備:21,000Lの培養槽を複数基
事業内容:バイオ医薬品の製造

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