宝積飲料、志和工場の設備増強/12月着工
2022年3月25日
アシードホールディングスは17日、100%子会社の宝積飲料が志和工場(広島県東広島市志和町)の炭酸缶充填設備を増強すると発表した。
志和工場は、瓶・ペットボトルの清涼飲料水を中心とした製造設備で、OEM・ODMに加え、「ためして寒天」「あま酒」などのASEEDブランド商品を製造している。
今回の設備投資により、現状の250ml缶に加え、市場拡大の続くRTD(缶を開けたらすぐ飲める低アルコール飲料)で代表的な容器形態350ml缶・500ml缶、その他新たに190ml缶の充填も可能となる。これにより缶・ビン炭酸飲料の製造能力は年間200万箱から400万箱に向上する。
加えて、栃木県下野市に工場を持つグループ事業会社のアシードブリュー(株)宇都宮飲料工場と東西2拠点でRTD等の製造を行うことで、物流の平準化・効率化を図る。
■ 設備投資概要
所在地:広島県東広島市志和町別府2061番地3(志和工場)
投資額:約12億円
生産品目:缶・ビン炭酸飲料
生産能力:400万箱/年(現状200万箱/年)
対象設備:炭酸缶充填設備
着工予定:2022年12月
稼働開始予定:2023年春