ナカニシ、栃木の本社敷地内に新工場
2022年3月31日
ナカニシは30日、本社敷地内に新工場「M1」を建設すると発表した。
同社は、現在建設中の新工場「A1+」(2022年8月竣工予定)によって部品加工能力の増強を図っている。今回、その後工程となる組立の能力や部品・完成品倉庫スペースの増強を行うため、さらに新工場「M1」を建設する。
本社敷地内の老朽化した建屋を撤去し、その跡地に新工場「M1」を建設する予定。これにより組立エリアと部品・完成品倉庫面積を現状に比べて最大2倍まで拡張可能となる。
新工場「M1」の建設にあたっては、生産性やコスト競争力の向上、高品質なものづくりを追求するとともに、建物・設備の高効率化による環境負荷軽減や、従業員が高いパフォーマンスを発揮できる職場環境の構築にも努める。
同社は、2025年12月期の連結売上高500億円、営業利益率28%を目指している。この目標の達成に向けて生産能力の増強は不可欠であり、またコロナ禍を機に世界的に高まった需要に対応するため、当初の計画を前倒しで生産増強施策を進めるとしている。
■ 新工場概要
工場名称:M1(エムワン)
所在地:栃木県鹿沼市下日向700
投資額:約62億円
延床面積:約17,000㎡
工場機能:組立および部品・完成品倉庫
設計監理:北川原温建築都市研究所
資金計画:自己資金により充当
着工予定:2023年4月
操業開始予定:第1期 2024年3月
:第2期 2024年12月