東洋機械金属、中国・常熟工場に第三工場建設
2022年4月12日
東洋機械金属は7日、中国・江蘇省にある中国常熟工場(東洋機械常熟有限公司)に建設を計画していた第3工場を着工したと発表した。
常熟工場は、同社初の海外生産拠点として現地生産を開始。中国国内やアジア諸国向け成形機、ダイカストマシンを生産している。
常熟工場では、当時の中国経済の好調を背景に2015年には第2工場を建設、現在では高速射出(ツインモータ射出)を標準仕様とした、常熟オリジナル高スペックモデル「CSシリーズ」を中心に生産・販売を行っている。
今回フル生産が続いていた第1、第2工場に加え、面積33,333㎡の常熟工場敷地内に、延べ床面積2,775㎡規模で第3工場を建設、稼働により常熟工場の月平均生産能力は150台以上となる。
今後もEV・医療・5G関連市場の拡大に対して、同市場に適した中小型のCSシリーズ増産による機械性能・納期を優先した事業を展開していく。
■ 新工場概要
所在地:中国・江蘇省常熟東南開発区
延床面積:2,775㎡
生産品目:電動サーボ射出成形機 CSシリーズ
生産能力:150台以上/月(常熟工場)
生産開始予定:2022年11月