ウッドフレンズ、岐阜に製材工場建設
2022年4月22日
ウッドフレンズは20日、岐阜県の美濃加茂市と加茂郡八百津町で、製材工場を建設すると発表した。
今回、木質バイオマス発電設備を有する製材工場を建設し、国産木材の安定的かつ持続可能な供給体制を整え、原木調達、建設資材の製造、建築まで一貫して森林資源を無駄なく活用する仕組みを構築する。
また、加工・流通・販売が分業されている国内の木材供給構造を変革・合理化し、低コスト化による国産木材の利用促進の実現を目指す。
同社は、2010年から自社物件で使用する建材の国産材化を進めるとともに、2011年に集成材の製造やプレカット加工を行う「森の工場」(岐阜県養老郡養老町)を稼働させ、2014年には住宅用木質パネルの製造を開始。
また、構造材以外にも階段やキッチンカウンター等のオリジナル建材の開発も進め、2020年には木製外壁「WALL WOOD」、2021年には木製サッシ「WINDOW WOOD」の開発を行う等、木質建材の内製化を行っている。
■ 新工場概要
所在地:岐阜県美濃加茂市・加茂郡八百津町
総投資額:約60億円(工場用地取得費用を含む)
資金計画:設備投資額は自己資金および借入金で賄う予定
敷地面積:64,591㎡
設備内容:工場建屋、製材設備、木質バイオマス発電設備
稼働予定:2024年9月