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山形航空電子、第2工場新棟が着工

2022年4月25日

 日本航空電子工業は21日、コネクタ事業の生産拠点である山形航空電子の第2工場に新棟を建設すると発表した。

 山形航空電子は、航空電子グループにおけるプレス中核拠点の役割を担うとともに、成形、コネクタ組立に業務を拡大し、携帯機器、自動車向けコネクタを中心とした生産拠点。

 今回、航空電子グループの中期的事業拡大に向けた成長投資の一環として生産能力を拡大し、EV(電気自動車)用コネクタなどの新たな需要の増加に対応するとともに、国内生産強化によってサプライチェーン強靭化を図るため、新棟建設を決定した。

 新工場では、今後拡大するEV向けで必要となる大電流・高電圧コネクタの生産拡大に向けて、同社グループとしては最大クラスのプレス機、成型機を導入する。量産を通じて技術を蓄積し、山形航空電子を大電流・高電圧コネクタの生産技術においてグループを主導する拠点とする。

■ 新工場概要

名称:第2工場B棟
所在地:山形県新庄市泉田4102-9(第2工場)
延床面積:16,100㎡
構造:鉄骨造二階建て
着工:2022年4月
竣工予定:2023年春

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