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豊田合成、瀬戸工場で設備投資

2022年4月25日

 豊田合成は22日、内外装部品における競争力強化のため、主要顧客の近隣に位置する瀬戸工場を拡張すると発表した。

 現在、ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(BEV)など多種多様なクルマの併産が進むなかで、同社の主力製品であるフロントグリルやバックドアガーニッシュといった大型塗装品などは、よりシンプルで高機能かつ、顧客のデザインニーズに対応する幅広いバリエーションが求められている。

 このような市場ニーズに対応するため、瀬戸工場で生産性の向上を図る。工場内の生産レイアウトを最適化すると共に、高効率な大型成形機や塗装設備、協働ロボット、生産工程を一元管理するIoTシステムなども導入する。さらに新棟のオール電化によるCO2削減にも取り組み、環境にも配慮したモノづくりを進めていく。

■ 設備投資概要

所在地:愛知県瀬戸市惣作町141番地(瀬戸工場)
投資額:約70億円
土地面積:約45,000㎡→拡張後 約51,000㎡
建屋面積:約12,000㎡→拡張後 約27,000㎡
生産品目:フロントグリル、バックドアガーニッシュ、インストルメントパネル周辺部品、コンソールボックス 等
導入する主な設備:大型成形機、塗装設備、協働ロボット、自動外観検査機・搬送機(AGV)、IoTシステム(生産工程の一元管理)
稼働開始予定:2023年12月

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