アイリスオーヤマ、鳥栖工場で設備増設
2022年5月12日
アイリスオーヤマは11日、鳥栖工場(佐賀県鳥栖市)の一部を改修し、新たに飲料水の生産設備を導入すると発表した。
同社は、2021年より富士小山工場(静岡県駿東郡小山町)で天然水・炭酸水の生産を開始している。
近年、健康志向の高まりや新型コロナウイルス感染拡大の長期化による在宅時間の増加に伴い、無糖炭酸水の市場が拡大しており、出荷金額は2008年から14年連続で伸長している。
今回、鳥栖工場への炭酸水の生産設備の導入により生産能力を現在の2倍に強化し、高まる炭酸水の需要に対応する。
また、既に導入を決定している精米・パックごはんの生産設備とともに、鳥栖工場を西日本エリアの飲料水・食品生産拠点として位置付け、安定的な供給体制を構築する。パックごはん・炭酸水は、ASEAN諸国など海外への輸出も予定している。
■ 設備投資概要
所在地:佐賀県鳥栖市西新町1375-26(鳥栖工場)
◇ 精米・パックごはん設備
投資額:50億円
生産アイテム:米、パックごはん
新規雇用予定:130名
稼働開始予定:精米ライン 2023年3月
:パックごはん1ライン目 2024年3月
:パックごはん2ライン目 2025年3月
◇ 炭酸水
投資額:70億円
生産アイテム:炭酸水
新規雇用予定:80名
稼働開始予定:2023年4月