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ブリヂストン、カナダでSUV向け大径タイヤの増産/288億円を投資

2016年3月2日

 ブリヂストン(東京都中央区)は2月29日、米国子会社のブリヂストン アメリカス・インクのグループ会社であるブリヂストン カナダ・インク(BSCA)は、ケベック州ジョリエット工場の乗用車および小型トラック用ラジアルタイヤ(PSR/LTR)の生産能力を増強すると発表した。

 今回の計画では、総投資額は約2億5,000万米ドル(約288億円)を見込んでおり、16年着工後、21年までの5年間で段階的に設備増強を行い、23年には生産能力を現在の17,000本/日から20,000本/日へ拡大する予定。

 北米市場で需要旺盛なピックアップトラックやSUV向けの大径タイヤの生産能力を増強すると同時に、先進的な生産設備・技術の導入による生産効率の更なる向上を図るとしている。

■ 設備増強概要

名称:ジョリエット工場(Joliette Plant)
所在地:カナダ・ケベック州ジョリエット
投資額:約2億5,000万米ドル(約288億円)※1米ドル=115円で換算
主な生産品目:乗用車および小型トラック用ラジアルタイヤ(PSR/LTR)
生産能力:20,000本/日(2023年)
着工予定:2016年

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