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旭有機材、愛知工場内に新工場建設

2022年5月30日

 旭有機材は26日、愛知工場(愛知県丹羽郡扶桑町)内に新工場を建設すると発表した。

 新型コロナウイルスの影響から緩やかに経済回復する中で、昨今の半導体産業を取り巻く状況は、コンピュータや通信機器市場の活況を受け、需要が急拡大している。

 また、自動車の自動走行やスマートシティの実現に欠かせないロジック半導体に必要な技術の高度化も進んでおり、この環境は当面継続すると予想されている。

 今回、旺盛かつ高度化する半導体需要に対応するため、同社の低メタル技術・合成技術・精製技術を用いて電子材料用の製品を製造する新工場を建設する。

 同社は、投資戦略として2021年度から2025年度の5年間で、成長投資・定常投資向けに220億円を計画しており、今回はその一環の投資となる。

■ 新工場概要

名称:旭有機材電材 第二工場(仮称)
所在地:愛知県江南市和田町旭24番地
事業内容:端半導体向製品・レガシー半導体向製品の製造
着工予定:2022年12月
竣工予定:2024年6月

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