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三菱電機、インドにFA制御システム製品の新工場

2022年6月13日

 三菱電機は7日、インドの製造・販売拠点である三菱電機インドに新工場を建設すると発表した。

 インドのFA市場は、自動車、食品・飲料、医薬品、データセンター、繊維などの業種を中心に、年率約8%の成長を続けており、今後もさらに市場拡大が見込まれている。

 インドにおける同社のFA制御システム事業は、1990年代半ばに事業を開始して以降、2012年にインドのFA制御システム製品メーカーを買収し、開発拠点の開設やサービス拠点の拡充に加え、2013年にインドでの生産を開始するなど、継続的な事業体制強化を進めてきた。

 今回、インドのマハラシュトラ州プネ近郊に新工場を建設し、消費地での生産を拡大することで、今後の需要増加に対応した安定供給を実現する。また、CO2排出量削減の取り組みを強化することで、カーボンニュートラルの実現を目指す。

■ 新工場概要

会社名:Mitsubishi Electric India Pvt. Ltd.
所在地:インド共和国マハラシュトラ州プネ
投資額:約22億インドルピー(約31億円、土地・建物・生産設備を含む)
敷地面積:約40,000㎡
延床面積:約15,400㎡、2階建て
生産品目:インバーターを中心とするFA制御システム製品
脱炭素化への取り組み:高効率の空調設備およびLED照明機器などの導入
SDGsへの取り組み:工場排水の再利用(地下浸透処理および緑化)
稼働開始予定:2023年12月

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