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鈴与エコプロダクツ、袋井事業所第2工場が稼働

2022年6月15日

 鈴与エコプロダクツは1日、建設を進めていた袋井事業所第2工場が竣工し、本格稼働を開始したと発表した。

 同社は、ポリ容器の洗浄リユース事業を展開しており、容器の回収・洗浄から配送、またリユース不適合品の再生プラスチック原料へのリサイクルまで、一貫したサービスを提供している。

 現在稼働中の第1工場における処理本数は年間180万本に達しているが、プラスチックごみ削減に対する企業意識の高まりにより、今後も更なる需要拡大が見込まれることから、隣接地へ第2工場の建設を決定した。

 加えて、最新の廃水処理設備を併設するなど、品質・生産性・物流の無駄や作業環境の改善を図る計画。

 また、2022年4月1日に施行されたプラスチック資源循環促進法を背景にリユースへの期待が高まり、新たな引合いが増加していることから、2030年には年間300万本の処理を目指し、順次、新たな需要に適合する機械装置の導入を進めるとしている。

■ 新工場概要

所在地:静岡県袋井市見取
土地面積:49,608㎡
建物面積:3,457㎡
主な業容:業務用ポリ容器洗浄リユース(2L、10L、20L、200L)
    :通い箱の洗浄リユース、廃水処理(中間処分:活性汚泥処理―廃アルカリ)
    :リユース不適合容器のリサイクル(中間処分:破砕処分―廃プラスチック類)
    :ラベル装着新缶容器の販売、破砕プラ資源の販売
処理可能量:約2,600本/日 ※ライン増設により、処理可能数量増加予定
竣工:2022年5月30日
稼働開始:2022年6月1日

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