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安川電機、中国・江蘇省の新工場が竣工

2022年6月22日

 安川電機は20日、6月17日に安川(常州)機電一体化系統有限公司(中華人民共和国江蘇省常州市武進区)の新工場が竣工し、稼働を開始したと発表した。

 中国では、コロナウイルス感染拡大の影響を受け経済活動が停滞しているが、少子高齢化による人手不足や人件費の高騰、コロナによる感染拡大リスク等から生産現場における自動化の需要は高まっている。また、中国国内の成長戦略に伴い、EV関連、5G関連、カーボンニュートラルに配慮した環境関連のインフラ投資、半導体のほか一般産業市場の幅広い分野での需要拡大が見込まれている。

 これらの旺盛な需要に対応するため、同社グループの中国国内の生産拠点で使用する実装基板品や電子ユニット品などの主要部品を、新工場から供給することで中国国内のサプライチェーンを強化する。

 同社が掲げているソリューションコンセプト「i3-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)」を実践した生産体制の構築により、生産性と品質の向上を加速させる。また、今後、生産機種を拡大し、更なる対応力の強化を図るとともに、「i3-Mechatronics」のソリューション提案力を高めていく。

■ 新工場概要

会社名:安川(常州)機電一体化系統有限公司
所在地:中華人民共和国江蘇省常州市武進区龍顔路11号
資本金: 4,750万USD
出資比率 :安川電機(中国)有限公司100%
事業内容 :サーボアンプ、インバータ用の実装基板品、ロボット制御用の電子ユニット品等の生産
敷地面積:50,044㎡
延床面積:26,973㎡
従業員数 :75名(2022年5月末現在)
竣工:2022年6月
生産開始:2022年6月

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