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本田技研工業、中国のEV新工場を着工

2022年6月22日

 本田技研工業は21日、四輪車生産販売合弁会社である広汽本田汽車有限公司(以下:広汽Honda)は、今後投入を拡大する電気自動車(EV)の生産体制構築に向け、EV新工場の建設を開始したと発表した。

 EV専用となる新工場は、2024年の稼働開始を目指して広東省広州市の広州経済技術開発区内に建設され、投資額は34.9億元、敷地面積は40万㎡、生産能力は年間12万台を予定している。

 新工場は、太陽光発電を始めとした再生可能エネルギーの活用など、サステナブルな取り組みを積極的に進めるほか、先進的な生産技術を数多く導入することで、高効率、スマート、低炭素なEV工場を目指す。

 Hondaは中国において、2027年までにEV「e:N(イーエヌ)」シリーズを10車種発売することを予定。新工場は、広汽Hondaが展開する幅広いEVラインアップを支える象徴的な生産拠点となるだけでなく、同じく2024年に稼働開始を計画する東風HondaのEV新工場とともに、中国におけるEV生産の基幹拠点となる。

 2024年には、広汽Honda・東風HondaそれぞれのEV新工場稼働開始により、中国におけるHondaの四輪生産能力は173万台/年となる。

■ 新工場概要

会社名:広汽本田汽車有限公司
所在地:中国・広東省広州市広州経済技術開発区内
投資額:34.9億元(約700億円)
敷地面積:400,000㎡
事業内容:電気自動車(EV)の製造
生産能力:12万台/年
稼働開始予定:2024年

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