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協和発酵キリン、中国の新固形剤棟が稼働開始

2016年3月3日

 医療用医薬品事業・バイオケミカル事業などを手掛ける協和発酵キリン(東京都千代田区)は2日、協和発酵麒麟(中国)製薬有限公司(上海市)が同工場敷地内に新固形剤棟を竣工し、16年3月から商業生産の稼働を開始すると発表した。

 協和発酵キリンは、中国における安定的な成長へ向けた事業基盤の再構築をおこなっており、本件はその一環となる。新固形剤棟では、中国向けの固形剤の輸入分包装の生産を開始し、将来的にはレグパラ®錠の製造を予定している。

■ 新固形剤棟概要

会社名:協和発酵麒麟(中国)製薬有限公司(上海)
名称:新固形剤棟
所在地:中国・上海市
投資額:約10億円
延床面積:約1,392㎡
構造:RC造 平屋建て
用途:固形剤の製造
稼働開始:2016年3月(商業生産)

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