スタンレー電気、広島製作所に80億円投資
2022年7月4日
スタンレー電気は6月28日、自動車照明電装品を製造する広島製作所で工場を拡張するとともに、競争力の強化に向けた「ものづくり生産改革」を行うと発表した。
今回、今後の受注・量産計画に基づいて生産能力の増強を図る。また、同社独自の生産革新活動(SNAP)の考え方や手法を活用した新技術・新工法を導入し、従来以上の大幅な原価低減を可能とする効率的な生産ラインを構築し、コスト競争力を確立する。
さらに、「ランプシステム生産拠点」としてものづくりの技術とノウハウを蓄積し、同社グループの生産拠点へグローバル展開する。
環境面では、カーボンニュートラルの実現に向けて、省エネルギー推進(使用エネルギーと廃棄物の低減、設備の高効率化等)/再生エネルギー推進(太陽光発電の導入等)を行い、CO2排出量を削減する。
■ 設備投資概要
所在地:広島県東広島市志和町奥屋1866(広島製作所)
総投資額:80億円程度
敷地面積:25,200㎡(拡張後)
生産品目:自動車照明電装品(自動車用ヘッドランプ、リアコンビネーションランプ等)
着工予定:2022年秋
完成予定:2024年末