日本電産エレシス、セルビアの新工場が着工
2022年7月6日
日本電産は5日、子会社の日本電産エレシスが、セルビア共和国ノヴィ・サド市で新工場の起工式を行ったと発表した。
今回、欧州の環境規制強化と主要国での自動車のCO2排出量規制厳格化を受け、同社の車載向けインバータやECUの需要が拡大しており、欧州での効率的かつスピーディな供給体制を構築するため、セルビアに新工場を建設する。
現在、東欧でのサプライチェーン構築と、工場運営準備の一環として、東欧の生産設備業者、施設運営業者の選定を開始している。
新工場は、最新の設備導入を計画しており、欧州におけるインバータ生産のマザー工場とし、同時に欧州顧客からの需要にタイムリーに対応するため、インバータの開発機能もセルビアを中心に強化していく。
■ 新工場概要
会社名:NidecElesysEuropeLLC(ニデックエレシスヨーロッパ有限会社)
所在地:セルビア共和国ノヴィ・サド市(首都ベオグラードから北西に約90km)
敷地総面積:36,000㎡
事業内容:車載向けインバータ及びECUの製造・販売
人員規模:200名(第一期工事のみ)
着工:2022年7月4日
竣工予定:2023年上旬