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電気化学工業、中国・大連の新工場が竣工

2015年8月4日

 総合化学メーカーの電気化学工業(本社:東京都中央区)は4日、8月3日に中国大連の新工場を竣工したと発表した。

 新工場では、高速鉄道車両のモーターを制御するインバーターのパワーモジュールの放熱プレートとして使用される「アルシンク」を生産。

 高速鉄道は、先進国においても数多くの建設計画があり、今後長期にわたる堅調な成長が見込まれ、高速鉄道車両の生産工場の集積がすすむ中国での新工場建設を進めていた。

 同社は、今後も海外向け製品の現地生産化と、地域に根ざした製品事業を展開するとしている。

■ 新工場概要

新会社名:電化電子材料(大連)有限公司
所在地:中国・遼寧省大連市
投資額:約10億円(全額同社出資)
人員体制:約40名(2015 年)
売上目標:約40億円(2017年度「アルシンク®」合計)
生産品目:アルシンク®
量産出荷予定:2015年末開始

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