エバラ食品工業は14日、孫会社のEBARA FOODS (THAILAND) CO., LTD.による新工場をタイに建設すると発表した。

　同社は、中期経営計画Unique2023で、海外事業を成長ドライバーである戦略事業と定義し、海外売上高20億円の目標を掲げている。

　今後成長が見込まれる東南アジア地域で、エバラブランドの浸透と事業拡大を推進する戦略拠点として2018年にシンガポールに子会社を設け、同社を通じて2021年にタイ、2022年にマレーシアへ新法人を設立した。

　今回、アジアを中心とした各地域に根付いた多様な商品展開による新市場の獲得・拡大に向け、海外における製造拠点の構築が必要と判断し、タイに新たな製造工場を建設する。