山下工業所、山口の本社工場増設
2022年7月26日
鉄道車両部品や半導体製造装置部品を製造する山下工業所(山口県下松市)は、本社工場を増設する。7月28日、下松市役所で立地協定式が行われる予定。
今回、世界的な半導体需要の急増に伴い、生産体制を強化することを目的として工場の増設を行う。
投資額は約1.3億円。敷地面積は2,891㎡。増築面積は217㎡。新規雇用予定は5名程度(5年計画)。2022年8月の着工、2023年3月の操業開始を予定している。
同社は1963年創業。鉄道車両の先頭構体(顔にあたる部分)と運転室関連の部品、半導体製造装置の板金部品を製造。金属板をハンマーで叩いて三次元流線形をつくりだす「打ち出し板金」の職人技が伝承されている。従業員数は43名(2022年6月末現在)。売上高は4.8億円(2021年10月期)。主要取引先は日立製作所、日立交通テクノロジーなど。
■ 増設概要
所在地:山口県下松市東海岸通り1-27、1-33
投資額:約1.3億円
敷地面積:2,891㎡(自社所有地)
増築面積:217㎡
事業内容:半導体製造装置部品の製造
雇用予定:5名程度(5年計画)
着工予定:2022年8月
操業開始予定:2023年3月