住江織物、メキシコで自動車内装材向け合成皮革の増産
2022年7月27日
住江織物は26日、メキシコ子会社のSuminoe Textile de Mexico,S.A. de C.V.(以下:STM)が、自動車内装材向け合成皮革製造ラインを新設すると発表した。
住江織物グループの自動車内装事業は、天井材、シート表皮材、カーマット、フロアカーペットなど、足元から天井まで自動車内装材をトータルで供給できるのが最大の特長。また、日本国内だけでなく、米国、メキシコ、中国、タイ、インドネシア、インドの海外6ヵ国12拠点に製造・販売拠点を拡げ、世界最適供給体制を目指している。
今回、STMに合成皮革製造ラインを新設することにより、北中米における合成皮革市場の拡大に対応し、提案力と競争力のさらなる強化を図る。
■ 設備投資概要
所在地:メキシコ合衆国グアナフアト州イラプアト市カストロデルリオ工業団地内
投資額:10億円(予定)
生産能力:合成皮革40万m/月
製造ライン設置開始:2023年7月
先行生産:2023年12月
量産開始:2024年3月