日本エアーテック、赤城スマートファクトリーが稼働
2022年8月8日
日本エアーテックは1日、建設を進めていた新工場「赤城スマートファクトリー」が稼働を開始したと発表した。
同社は創業以来約50年に渡り、高い集塵能力を有するHEPAフィルターを搭載したクリーン機器を多数納入しており、それらの交換用HEPAフィルターの需要が増加している。
さらに新型コロナウイルス感染症対策の一環による販売の伸長により、クリーンパーティション、陰圧ユニットと安全キャビネット等のメンテナンス要望が増えていることから、半導体製造装置等に用いられる高性能フィルターの生産能力向上も考慮し、フィルター専用工場の建設を決定した。
フィルター生産は現工場との並行稼働を経て、9月より本稼働する。今後は、フィルターの売上を毎年10~20%増加させ、2025年には2020年の2倍以上とする計画。また、省エネルギー工場として太陽光発電と蓄電池設備を導入しており、温室効果ガス排出量の低減を目指す。
■ 新工場概要
名称:赤城スマートファクトリー
所在地:群馬県桐生市新里町小林691番地1
敷地面積:12,883㎡
延床面積:3,044㎡(1階:1,544㎡、2階:1,500㎡)
生産品目:HEPAフィルター、ULPAフィルター、PTFEフィルター等
建屋引渡し:2022年7月28日
伊勢崎工場と並行稼働:2022年8月1日
本稼働開始:2022年9月1日