工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

マルハニチロ、群馬工場で冷凍食品の新ラインが稼働

2022年8月9日

 マルハニチロは3日、群馬工場(群馬県邑楽郡)に新たに冷凍食品「麺」ラインを増設し、稼働を開始したと発表した。

 群馬工場は、冷凍食品事業の主力工場の一つであり、主にピザ、グラタン等の軽食類の他、フライ等お弁当商品を中心に生産している。今回新たに増設する麺ラインでは、主に焼そばを生産する。

 近年の中食、個食需要の拡大により伸長を続ける冷凍食品市場で、中でも同社焼そば類の販売実績は年率約12%と伸長し、冷凍食品事業の成長の一翼を担う重要カテゴリーに位置付けられている。

 焼そば類は従来、直営の大江工場1拠点のみで生産していたが、群馬工場との2拠点になることで、焼そば類の生産能力は従来の約2倍に向上する。また、首都圏近郊での立地を生かすことで巨大商圏の顧客要望に迅速な対応が可能となる。

■ 設備投資概要

所在地:群馬県邑楽郡大泉町吉田1201(群馬工場)
敷地面積:25,267㎡(7,657坪)
事業内容:麺類などの冷凍食品の製造
主な生産品目:五目あんかけ焼そば
生産能力:従来の約2倍(焼そば類)
稼働開始予定:2022年8月1日

このエントリーをはてなブックマークに追加