ラーメンチェーン店を運営するギフトホールディングスは10日、チャーシュー専用工場である綾瀬工場が本格稼働を開始したと発表した。

　同社グループでは、これまでチャーシューについては、2020年3月に稼働した横浜第二工場で生産し、主に直営店向けに供給していた。チャーシューは同社の主力業態である横浜家系ラーメンには欠かせない食材であり、横浜第二工場で生産したことにより、ラーメンの品質の安定化を図るとともに、同社グループが進めている標準化・単純化の推進を加速させ生産性の大幅向上を達成した。

　今回、出店が続く直営店へのチャーシューの供給能力を確保するとともに、プロデュース店向けにもチャーシューの供給を本格化するため、神奈川県綾瀬市にチャーシュー工場を新設。これにより、チャーシューの製造能力は従来の3倍以上となり、国内1,000店舗へチャーシューを十分に供給できる製造体制となる。