工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

トヨタ自動車、インドネシアの新エンジン工場が稼働開始

2016年3月8日

 トヨタ自動車(愛知県豊田市)は7日、インドネシアにおける車両生産会社であるPT. Toyota Motor Manufacturing Indonesia が、西ジャワ州カラワン市に新エンジン工場を建設し、16年2月に生産を開始したと発表した。

 投資額は約2兆3千億ルピア(約205億円)、生産能力は年産21万6千基、新規雇用は約400名。排気量1.3Lおよび1.5LのNRエンジンを生産し、一部は輸出するという。

 今回、設備小型化と作業工程の削減、ヤニ・チリ・熱が後工程に及ぼす影響の最小化を進めた結果、鋳造工程と他の工程を一つの建屋に集約。

 工場設備の初期投資部分は、08年と比較して約40%低減を達成。さらに、中間在庫をもたないよりリーンなエンジン生産体制を実現した。

■ 新工場概要

会社名:PT. Toyota Motor Manufacturing Indonesia
所在地:インドネシア・西ジャワ州カラワン市
投資額:約2兆3千億ルピア(約205億円)※1円=112インドネシアルピアで換算
新規雇用:約400名
生産品目:NRエンジン(1.3L、1.5L)
生産能力:21万6千基/年
生産開始:2016年2月

このエントリーをはてなブックマークに追加