ユニチカ、インドネシアでナイロンフィルム増産
2022年8月26日
ユニチカは24日、インドネシアのナイロンフィルム製造・販売子会社であるエンブレムアジアでナイロンフィルムの生産設備が稼働したと発表した。
同社は、1968年に世界で初めて同時二軸延伸法によるナイロンフィルムの商業生産化に成功し、ナイロンフィルム「エンブレム」は、国内トップシェアかつ世界トップレベルのシェアを誇るブランドとして展開している。
現在、国内では宇治事業所(京都府宇治市)、海外ではエンブレムアジアにナイロンフィルムの製造設備をそれぞれ保有しているが、アジア地域を中心とした食品包装用途などの需要拡大により、いずれもフル稼働状況が続いている。
増設後の生産能力は、年産16,500トンから年産26,500トン(同社グループ全体では年産41,500トンから年産51,500トン)となる。
■ 設備投資概要
増設場所:エンブレムアジア(P.T.EMBLEM ASIA)
所在地:インドネシア共和国西ジャワ州ブカシ県 MM2100工業団地内
生産品目:ナイロンフィルム
増設能力:年産10,000トン(グループ全体で年産41,500トン→年産51,500トン)
稼働開始:2022年8月