東洋合成工業、千葉工場で感光材製造設備の増設
2022年8月31日
東洋合成工業は30日、千葉工場(千葉県東庄町)内の第4感光材工場で製造設備を増設すると発表した。
今後の持続可能な脱炭素社会の実現に向けて、リアルタイムネットワークの大容量化やAIの活用などにより、電子デバイスや半導体が未来の社会インフラを担うと期待されている。
特に半導体分野では今後10年で2倍以上の市場成長が予測され、世界各国ではすでに戦略的投資競争が加速し、より高性能な電子デバイスの実現に向け多くの機能性材料の供給拡大が見込まれている。
今回の設備投資により、急増する需要と顧客品質を満たす安定供給体制を構築する。千葉工場の先端半導体向け材料の生産能力は2022年3月期比で最大1.8倍の規模となる。
■ 設備投資概要
名称:東洋合成工業 千葉工場 第4感光材工場Ⅱ期工事(仮称)
所在地:千葉県香取郡東庄町宮野台1番51号(千葉工場)
主な生産品目:先端半導体に対応した感光材、ポリマー製品
着工予定:2023年1月
完成予定:2024年7月