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トヨタ、日・米で車載用電池増産

2022年9月5日

 トヨタ自動車は8月31日、需要が拡大するバッテリーEV(以下:BEV)の供給に向け、日本と米国で最大7,300億円(約56億ドル)を投資すると発表した。

 今回の投資により、日本と米国合わせて最大40GWhの生産能力増強を目指す。トヨタ生産方式を活用し、これまで以上に高効率な生産ラインを構築することで、さらなる競争力の強化を目指すとともに、電池生産に従事する人材の育成やモノづくりの伝承にも投資する。

 地域別の内訳としては、日本では、プライムプラネットエナジー&ソリューションズ姫路工場とトヨタの工場・所有地に合計約4,000億円、米国ではToyota Battery Manufacturing, North Carolina(Toyota Motor North America, Inc. 90%、豊田通商10%出資)に約3,250億円(約25億ドル)を新たに投資し、車載用電池生産を増強する。

 加えて、今後もパートナー企業からの車載用電池供給を含め、各地域のBEVの需要拡大に対応するための供給体制の構築に引き続き取り組む。

■ 設備投資概要

投資額:日本と米国で最大7,300億円(約56億ドル)
生産品目:車載用電池
生産能力:最大40GWh(日本と米国の合計)
生産開始予定:2024~2026年

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