サトウ⾷品、新潟・聖籠ファクトリーに45億円投資
2022年9月8日
サトウ⾷品は7日、パックごはん専⽤⼯場の聖籠ファクトリー(新潟県北蒲原郡)に新⽣産ラインを増設すると発表した。
聖籠ファクトリーの⽣産ラインは現在の1ラインから2ラインに増加し、同社の⽶飯ライン数は9ラインから10ライン体制となる。「サトウのごはん」の⽣産能⼒は、現在の⽇産約103万⾷から123万⾷へ⼤幅に伸⻑する。
昨今、⽇常の⾷卓での利⽤機会が増加している事や、輸⼊穀物の価格⾼騰による⽶⾷への回帰などもあり、パックごはん市場の更なる拡⼤が⾒込まれている。
同社におけるパックごはんの売上⾼も、この10年間で約2倍にまで伸⻑し、今年度の第1四半期の売上⾼についても前年同期⽐14.0%増と右肩上がりで成⻑を続けている。
こうした同社を取り巻く事業環境の変化から、さらなるパックごはんの⽣産体制の強化が不可⽋であると考え、⽣産ラインの増設を決定した。
■ 設備投資概要
所在地︓新潟県北蒲原郡聖籠町東港5丁⽬626番23ほか
投資額︓約45億円
⽣産品⽬︓無菌化包装⽶飯「サトウのごはん」
⽣産能⼒︓⽇産20万⾷ 年間6,500万⾷
着⼯予定:2023年3⽉
⽣産開始予定︓2024年2⽉