グリーンパワー⽯狩、北海道⽯狩湾に洋上⾵⼒発電施設
グリーンパワーインベストメントは9日、特別⽬的会社(SPC)のグリーンパワー⽯狩(東京都港区、2016年2⽉設⽴)を通じ、建設⼯事を進めていた⽯狩湾洋上⾵⼒発電事業にかかわる融資契約を締結したと発表した。
同融資は、三菱UFJ銀⾏、三井住友銀⾏、みずほ銀⾏、⽇本政策投資銀⾏、三井住友信託銀⾏、ソシエテ・ジェネラル銀⾏、新⽣銀⾏を共同主幹事として組成されたプロジェクトファイナンス。
同事業は、2019年3⽉に事業計画認定を受け、設備容量112,000kW(接続容量99,990kW)の洋上⾵⼒発電所を建設・保守・運転し、完⼯後20年間にわたり再⽣可能エネルギーの固定価格買取制度に基づき北海道電⼒ネットワークに売電するもの。
同計画は、⽯狩湾新港港湾区域の⼀部(約500ヘクタール)に港湾法に基づき、国内最⼤規模の洋上⾵⼒と蓄電池を設置する。⽇本初となる⼤型洋上専⽤8MW機⾵⾞を導⼊し、⽇本で初導⼊となる⾵⾞基礎としてのジャケット構造とする。国内最⼤規模の⾃航式SEP船(⾃⼰昇降式作業台船)を活⽤した⼯事となる。
■ 発電所概要
事業会社名:合同会社グリーンパワー⽯狩
所在地:北海道⽯狩湾新港港湾区域の⼀部
設備容量:8,000kW×14基112,000kW(接続容量99,990kW)
世帯数換算:約83,000世帯
CO2削減量:約202,000t-CO2/年
売電先:北海道電⼒ネットワーク(株)
売電期間:20年間
運転開始予定:2023年12⽉
◇ 事業参画企業(⼯事関連に携わる主要企業の⼀部抜粋)
事業主:(株)グリーンパワーインベストメント(合同会社グリーンパワー⽯狩)
⾵⾞供給事業者:シーメンスガメサリニューアブルエナジー(株)
元請施⼯事業者(陸上部):⿅島建設(株)
元請施⼯事業者(洋上部):清⽔建設(株)、⽇鉄エンジニアリング(株)
その他主要⼯事関連企業:岩⽥地崎建設(株)、住友電気⼯業(株)、東急建設(株)、東芝三菱電機産業システム(株)、⽇鉄鋼構造(株)、⽇鉄物流(株)、⽇本通運(株)、深⽥サルベージ建設(株)、古河電気⼯業(株)、北海電気⼯事(株)、(株)森⻑組、SamkangM&TCO.,Ltd、SamsungSDI他