日特スパークテックWKS、さつま工場に40億円投資
2022年9月20日
日本特殊陶業の子会社でスパークプラグを製造する日特スパークテックWKS(愛知県小牧市)は、鹿児島県薩摩郡のさつま工場を増設する。9月13日、さつま町と立地協定を締結した。
今回、スパークプラグの主体金具におけるめっき工程の処理能力向上のため、新めっき棟と設備を増設し、併せて工場全体の更なる生産体制強化を図る。
日特スパークテックWKSさつま工場(旧日本特殊陶業鹿児島宮之城工場)は、1974年に国内3番目の工場として操業開始以来、年次的な工場の拡張を経て順調に業績を拡大。月平均で約2,600万個のスパークプラグを生産し、1工場あたりの生産量では世界一を誇る。
■ 増設概要
工場名:(株)日特スパークテックWKS さつま工場
所在地:鹿児島県薩摩郡さつま町田原2238番地1
投資予定額:約40億円
用地面積:230,957㎡(既存敷地)
建築面積:2,010.95㎡
延床面積:3,764.98㎡
新規雇用予定:10名
事業内容:スパークプラグの製造
生産計画:月産170万個の増産
着工予定:2022年10月
操業予定:2024年7月