ニプロファーマ、福島県白河市に経口剤製造工場を建設
2022年9月20日
ニプロは16日、医薬品製造子会社であるニプロファーマが福島県白河市の土地を取得し、経口剤製造工場を建設すると発表した。
ニプログループは国内経口剤工場として3社5拠点を展開している。医薬品の需要が高まるなか、ジェネリック医薬品製造販売業者と医薬品受託製造企業として、今後の数量拡大に対応するため製造能力の増強が重要な課題となっていた。
今回、福島県沖地震による被害が市場に及ぼした影響を教訓とし、BCP対策に重点を置いた多様な取り組みを進めている一環として、地盤の安定した土地に低階層の経口剤製造工場の建設を決定した。
■ 新工場概要
名称:(仮称)ニプロファーマ(株) 白河工場
所在地:福島県白河市豊地(県営工業団地「工業の森・新白河」)
投資額:約130億円
敷地面積:約50,000㎡
延床面積:約13,000㎡
生産品目:経口剤
生産量:約12億錠(総実装時最大24億錠)
新規雇用予定:約100名
竣工予定:2025年6月
稼働開始予定:2025年7月