レンゴー、尼崎工場のガスタービン発電設備が完成
2016年3月11日
レンゴー(大阪市北区)は10日、兵庫県尼崎市にある尼崎工場にガスタービン発電設備を新設したと発表した。
完成した新設備は、老朽化した既存発電設備を更新し、自家発電能力の向上を目的に建設されたもので、ガスタービンと廃熱ボイラで構成され、発電と同時に廃熱を利用し、蒸気として有効活用するガスコージェネレーションシステムを採用している。
新設備の稼働により、工場で使用する電力の約8割を自家発電で賄える体制となるほか、抄紙機の稼働状況に左右されない柔軟な運転が可能となり、エネルギー消費の効率化を図る。これにより、年間CO2排出量が約3,800トン削減される見込み。
■ 発電設備概要
工場名:レンゴー 尼崎工場
所在地:兵庫県尼崎市杭瀬南新町1-4-1
設備名:5号ガスタービン発電設備
:6号ガスタービン発電設備
メーカー:川崎重工業(ガスタービン)
定格発電出力:15,780kW(7,890kW×2基)
蒸気量:70t/h(35t/h×2基)
CO2削減:約3,800t-CO2/年
完成:2016年3月