キョーリン製薬グループ工場、高岡新工場が着工
2022年9月21日
キョーリン製薬ホールディングスは15日、子会社のキョーリン製薬グループ工場が建設を計画していた高岡新工場が着工したと発表した。
キョーリン製薬グループ工場では、新医薬品・後発医薬品の安定供給と低コストを実現する製造体制の構築に取り組んでいる。新たに建設する高岡工場は、GMP(医薬品等の製造管理と品質管理の基準)の更なるレベルアップを実現できる施設とし、各種作業の省力化や製造効率の向上を図り、安定供給と低コスト生産を目指す。
また環境面でも、既存の生産拠点よりもCO2排出量を大幅に削減できる設計とするだけでなく、液化天然ガス(LNG)などクリーンなエネルギーや、水力発電等の再生可能エネルギーの積極的な活用により環境負荷軽減を進める。
■ 新工場概要
所在地:富山県高岡市ICパーク8番
投資予定額:約100億円
敷地面積:42,457㎡
建築面積:7,262㎡
延床面積:21,091㎡
建物:3階建て
着工:2022年9月15日
竣工予定:2023年10月
稼働開始予定:2024年4月